フジテレビ 芸能界特技王決定戦TEPPENのピアノ王決定戦!
ストリートピアノYoutuberのハラミちゃんが優勝しました。
2020年秋、2021年と連覇達成です!!
おめでとうございます。
素人が聴いても圧倒的な力強さ、確固たる自信、正確なのは当たり前!
アレンジを観衆にどう聴かせる、そのパフォーマーをしての演奏の迫力に鳥肌が立ちました。
すごいです!!!
そんなハラミちゃんはメディアでも注目されています。
日本テレビスッキリにも取り上げられました!
ハラミちゃん スッキリで話題
スッキリでの放送は2020.10.22
今の活躍を見れば先取りしてましたね。
路上ピアノで話題沸騰 ハラミちゃん
まず、ストリートピアノで活躍するポップピアニストハラミちゃんとして紹介!
ナレーションはハリセンボンの春菜さんです。
活動開始から、わずか1年で動画再生回数1億8000万回を突破!
最大の武器は絶対音感で耳コピしてすぐに演奏できる「耳コピ即興演奏」
紹介されていたのは髭男の「宿命」をリクエストされた時の映像
【川崎駅ピアノ】知らない曲のリクエスト!!瞬間耳コピで「宿命」弾いてみた!【ストリートピアノ】263万回再生 2019/10/20
ハラミちゃん紹介
4歳でピアノをはじめ、有名音楽大学を卒業。
2020年3月には広瀬香美さんからのオファーで即興ストリートライブ!
この時の再生回数は844万回(TV画面上は835万回)を超えるほどになっている。
※2020/02/20現在 1120万回再生
2020年7月には1stCDアルバム「ハラミ定食〜Streetpiano Collection〜」を発売
👑ビルボード週間総合ランキング1位
👑オリコン週間総合ランキング2位
👑オリコン週間J-POP部門1位
12月には全国ツアーが始まります!
テレビ初 生演奏 スッキリSPメドレー
LOVE PHANTOM B’z
MAKE YOU HAPPY NiziU
紅 X JAPAN
いつ見ても圧巻の演奏です。
ピアノはLOVE PIANO。
YAMAHAさん提供のピアノでした。
インタビュー 春菜&加藤vsハラミちゃん
ここからインタビューが始まります。
(春菜)ストリートピアノを始めたきっかけは?
1年前まで会社員をしていたけれど…
(加藤)何の会社ですか?
ちょっとそれは、(口に人差し指)
(加藤)職種は事務職ですか?
え~、総合職です。
体調崩してしまって、引きこもりだったんですけど、会社の先輩がストリートピアノあるから弾きに行こうと誘われて、ノリでYoutubeにあげたのが始まりで、早1年が経ちました。
(加藤)絶対王冠はどうやって身につくものなんですか?
4歳の頃から絶対音感の訓練を始めまして。「ド」を聴いて「ド」という訓練なんですけど…
これを何時間も繰り返す訓練を幼いころから続けていて身についたっていう…
(春菜)今後、こんなことをやっていきたいというもの、夢があれば聞かせてくれますか?
夢は、ピアノを好きな人を一人でも多く増やすという、本当にシンプルな野望なんですけど…
(加藤)わかります。弾けないけど触ってみたいという気持ちになりました。
クラシカルというよりは、大衆的にポップに受け入れてほしくて、こういうような活動しています。
(加藤)肩から下げているバックには何が入っているんですか?
アハハハハ。大事なものが…
ストリートなので、いつもしょったまま演奏しています。
和気あいあいとハラミちゃんワールドで終了となりました。
今回の演奏を聴いて、ほかの方の演奏と比べると圧倒的な違いが感じます。
この「違い」を感じたときに、ふと思い出したのが『蜜蜂と遠雷』でした。
ハラミちゃん以前 ピアノ演奏との出会い
わたしがピアノの演奏を聴くようになったのは、
2017年に直木賞と本屋大賞のダブル受賞した恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を読んでからです。
ピアノコンクールを舞台として、主人公たちの過去と現在進行形を描く小説です。
小説の中では、過去の自分、今の自分に向き合い、主人公たちは人間的に成長していきます。
小説に出てくる曲を実際に聴いてみると、本で書かれている情景と重なり、とても刺激的でゆったりさせてくれる、心をつかむ作品(曲)に数多く出会えました。クラシックが好きな人がどういう気持ちなのか、少しだけわかった気がしました。
ただ、演奏を聴いても演者による違いは分からないだろうなぁと、そんな気持ちでもいました。
聴いたときの感情よりも、誰かの評価を気にしているのかもしれません。
ストリートピアノ ハラミちゃんとの出会い!?
この頃、ピアノを聴くのはCDではなく、Youtubeで見る機会が増えました。
特にストリートピアノを演奏しているyoutuberたちの演奏はとても楽しく、魅力的です。
ハラミちゃんをはじめ、よみぃさん、けいちゃん、フォルテさん、ござさん…
他にもたくさんいらっしゃいますが、この人たちの演奏は好きですね。
みなさんの演奏を聴いていると、それぞれに個性があり、同じ曲でも違いを感じられます。
ハラミちゃんは笑顔で本当に楽しそうに演奏しているので、聴いているだけで元気になって、自然と笑顔になれます。
ストリートピアノを弾いているYoutuberたちは、曲のアレンジに個性が出ます。
ハラミちゃんは演奏全体を通して元気が伝わってきますし、けいちゃんの左手の使い方はゾクゾクします。よみぃさんの安定した迫力ある演奏も好きですね。
ハラミちゃんって、誰?
ハラミちゃんて、何者でしょうか?
Wikipediaによると
音大卒業後、会社員を経て、2019年にピアニストとしての活動を始め、YouTubeや17 Liveという動画配信アプリでのピアノ演奏を中心に活動している。(Wikipediaより)
現在は、ポップスピアニストとして活動しています。
お米さん!? なんでお米が出てくるの!
ハラミちゃんは自分を”ハラミ”肉に例えて、ファンの皆さんを「お肉を支えてくれる存在」という意味で、ハラミちゃんのファンネームは「お米さん」と呼ばれています。
コンサートはハラミ定食です。 親近感があって楽しいですね。
鶏肉コンビ ハラミちゃんとけいちゃんの連弾
数多くの演奏がYoutubeにアップされていますが、その中に連弾をしているものがあります。
連弾は、一台のピアノを同時に二人(以上)で弾くことです。
連弾を2人で行う場合、高音部(プリモ)を弾く人と低音部(セコンド)を弾く人の2パートに分かれ、プリモがメロディー(主旋律)を担当し、セコンドがハーモニーやベース部分を担当します。
ストリートピアノでは、最初からもしくは曲の途中から2人で弾きます。
途中から、あるいは最初からの場合でも、2人で練習を重ねて弾いているわけでなく、相手のリズムやそれぞれの持つ共通の音楽感によって、呼吸を合わせながら曲を演奏していきます。
そこには、何の申し合わせもなく、楽しそうに、でも、そこにはしっかりとした技術が伴って、聴いている聴衆を魅了します。
息の合った演奏は息をのむ素晴らしいものです。見張るものがあります。
ハラミちゃんとけいちゃんは「鶏肉コンビ」と言われ、素晴らしいコンビネーションです。アイコンタクトで転調したり、アドリブに入ったり、席を変えたり、それもとても楽しそう。
二人の連弾の迫力は下記タイトルで堪能できます。(他にもいっぱいありますが最近のもので)
商店街で「千本桜」を弾いてたらTEPPENの女王が乱入してきて会場騒然www【ストリートピアノ】【けいちゃん×ハラミちゃん】2020/09/28
なぜそこまで息の合った演奏ができるのでしょう。
そこには、お互いの技術を信頼し、ピアノの演奏を楽しむ、観衆(聴衆)に楽しんでもらうという、共通の価値観があるように思います。
それをTA心理学では「親密」な関係と言っています。
恋人?夫婦? 鶏肉コンビの「親密」な関係とは?
人は基本的には一人では生きていけません。いろいろな人と関係を持ちながら成長していきます。そして人は、他者と関係を持ちながら幸せになることを求めています。
他者と関係を持ったときの幸せな状態とは、お互いに隠し事をせず、何事も本音で話の出来る関係です。言葉に裏表がなく、相手に意志や気持ちを伝えます。聞き手も、疑いを持つことなく聞き、素直に相手の言葉に耳を傾け受け取ります。
お互いを信頼している関係です。
親密な関係は男女間、恋人同士や夫婦間だけでなく、親子間であったり、仕事仲間や友人関係でも作れます。
スポーツで団体競技を経験された方は、チームでお互いを励ましあい勝利に向かって戦っている一体感を思い出していただくとわかりやすいでしょう。
鶏肉コンビのピアノ連弾 ふたりの親密な関係!
鶏肉コンビの最初の連弾は、実はそんなに前ではありません。
今年の6月22日が最初の連弾となっています。今の関係を知っているととても初々しく思えます。
ちょっと緊張している感じはありますが、それでも息ぴったりの演奏は楽しさが伝わってきます。
初連弾はこちら!
【秘密のストリートピアノ】こっそり閉店後に、ショッピングモールで「夜に駆ける(YOASOBI)」を連弾したら伝説的に息ぴったりwwww【有明ストリートピアノ】【けいちゃん×ハラミちゃん】
連弾では、まさにお互いを信頼しあって、相手を信じ、相手の呼吸に合わせ、プリモからセコンドへ、セコンドからプリモへ移動しながら演奏していきます。
途中でアドリブが加わってもしっかりついていきます。聴いていても違和感を感じることなく、そこには用意された演奏が続いているようにしか感じません。
今演じられている演奏に圧倒されます。
時には、鳥肌が立つような、セコンドの神業と思えるようなベースラインに、プリモの圧倒的なテクニックに基づいたメロディーが奏でられることもあります。
ソロで聴いていてもすごいと思われる演奏が、連弾で奏でられるとその迫力にゾクゾクしてしまいます。
ストリートピアノのYoutuberに限らず、プロの演奏家であればみんなそれだけの技量があるのか、門外漢の私には計り知ることはできませんが、人間関係の一つの形として、連弾を奏でている人たちのような関係はとても素敵な関係だと思います。
お互いの技量を認め信頼し、共通のゴールに向かって、時には自分が主導して進み、時には相手をフォローしながら進んでいく。
そして、自分を主張し前面に出たり、相手が前面に出てきたときはそれをフォローする立場になる、このような行動は日常生活、会社や家庭でも十分活かせる関係ですね。
自分を知り相手を知る、そして共通のゴールを一緒に目指す。そのような親密な関係を多くの人と築きたいと願っています。
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