NHK BS1で放送されている『駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ』
世界の空港・駅・街角に置かれた“自由に弾けるピアノ”に定点カメラを設置。
1台のピアノから生まれる、まさに“一期一会”の感動があります。
今回は横浜が舞台の Vol.1 です。
演奏には素敵なドラマが隠されていました。
街角ピアノ 横浜関内駅に隣接のマリナード地下街が舞台
横浜市は人口 376万人の日本第二の都市。
中心地にある関内駅に隣接しているマリナード地下街。
婦人服や飲食店などが軒を連ねます。
地下街の奥の自動販売機コーナーに1台のピアノがあります。
2018年12月周辺の商店街が共同で設置したものです。
ピアノの周りはステージのように赤く装飾されています。
首都圏各地から演奏者が訪れる人気の街角ピアノです。
ここで広瀬香美とハラミちゃんがコラボ演奏しましたね。
この後からハラミちゃん人気に火がついてきた感じがします。
街角ピアノ 横浜関内で演奏された曲名と人間模様
音楽教室講師 女性『アメイジンググレイス 讃美歌』
1人の女性がやってきました。
仕事帰りの女性です
ちょっと考えてピアノを弾き始めました。
曲は
『アメイジング・グレイス 讃美歌』
です。
ピアノは3歳から始め、
音大卒業後音楽教室の講師になった。
しっとりゆったり弾く音色は心が癒されます。
仕事帰りにここによって1日を振り返るそうです。
演奏後、拍手が起こってます。
教えるのは難しいけれど、できなかったことができるようになるっていうのが嬉しい楽しいというかお互い嬉しいことだと思います。
それに立ち会えることってとても幸せなことだと思います
笑顔が素敵な女性です。
精肉店で働く男性57歳 『ポロネーズ第6番 英雄』
続いてやってきたのは男性です。
大きめのダウンを着てます。
精肉店で働く男性57歳
帽子をかぶって、メガネして、黒いマスクをして、黒ずくめです。
曲は
『ポロネーズ第6番変イ長調』フレデリック・ショパン
見た目とは違い、ダイナミックな演奏です。
ピアノは4歳から始める。
経験がある分だけ上手ですね。
ヒーローになった気分が味わえると中学生の時夢中で練習した思い出の曲だそうです。
確かにこの曲を聴くとヒーローになれる気もしますね。
その後ロックに興味があり、楽器はピアノからキーボードに。
年齢を重ね最近またクラシックを聴くようになったそうです。
なんかずっと弾いてきたって言う感じの人ですね。
いい感じの演奏です。
拍手も送られてます。
ちっちゃい頃からピアノもそうなんですけど、音楽が好きで好きでまだまだ弾けるようになりたい。できなくなった曲をまた練習して弾けるようになりたいなと思います。
音楽から元気、パワーをもらっているんですね。
恋人とデート中の高校生 『夜に駆ける』『猫』『Make you happy』
続いては、恋人とデート中に立ち寄った地元の高校生。
男性が弾き始めます。
『夜に駆ける』YOASOBI(2019)
スマートに自然と弾き始めましたね。
ピアノは2歳から。
最近はもっぱら恋人の好きな曲を弾いている。
リクエストされて弾くって素敵ですね。
若い頃は特にそうじゃないですかね。
弾いているほうも、聴いているほうも嬉しいですよね。
曲が変わりました。
『猫』DISH//(2017)
恋人のリクエストに応えるうちにレパートリーが30曲以上増えたそうです。
曲は続きます。
『Make you happy』NiziU (2020)
ほんとレパートリー多彩ですね。
ヒット曲がいっぱい弾けてます!
メドレーのようにつないで弾いてます。
彼女はうれしそうにニコニコしています。
男性の方がちょっとおどおどしてますよ。
いつも遊びに来たらストリートピアノ弾いて
好きな曲弾いてくれます!
彼女はうれしそうに自慢の彼氏と言ってます。
幸せそうですね。
さわやかでとってもいい感じです。
ジャズバンド仲間の男性3人 『TAKARAJIMA(宝島)』
男性が3人やってきました。
神奈川のジャズバンド仲間です。
サックス2人とピアノ演奏ですね。
何が始まるでしょう
『TAKARAJIMA(宝島)』T-SQUARE(1986)
これは懐かしい曲ですね。
SQUAREは学生の頃、ずっと聴いてました。
私はフュージョン大好きでした!
ピアノの男性は作曲家。
彼が一番年上に見えますが、若そうです。
黒服の男性は高校1年生。
最近仲間に加わった。
今はプロのサックス奏者を目指している。
いいですね。
懐かしいです。
曲を聴いていると夏を思い出します。
街角ピアノは夢をつなぐ貴重なステージだといいます。
拍手がわき起こってます。
たくさんの人が足を止めて聞いてました。
コロナ禍になってからは音楽活動が制限されちゃっている。
今、ストリートピアノということがあるからこそ、こういう舞台を使って、元気付けたりできればいいなと思っている。
楽しくもあり、ちゃんと元気をもらえてます。
埼玉からピアノを弾きに来た会社員56歳 『365日の紙飛行機』
ござさんじゃないよな?と思わせる男性がやってきました。
埼玉からピアノを弾きに来た会社員56歳。
わざわざここにピアノを弾きに来たって、凄いですね。
曲は
『365日の紙飛行機』AKB48(2015年)
もう6年前になるんですね。
ついこの前の曲だと思っていましたが、あっという間の時代が過ぎていきます。
ピアノは独学。
1年前に母を亡くした。
その寂しさをこの曲を弾いて乗り越えたといいます。
何かに打ち込んで寂しさを克服する。
そんな気持ちわかりますね。
しっとりと心を込めて弾いている様子が伝わってきます。
365日の紙飛行機は元気にもなりますし、優しく弾くと心にも響いて癒してくれます。
音楽は弾く人によって気持ちも伝わり方も変わるんですね。
自分もそうですし、みんなもそうですし、明日がんばって生きていければ、それでいいんじゃないかな。
素敵な笑顔です。
皆さん拍手しています。
大きな拍手です。
南米スリナム出身ガラス工事の職人の男性とギニア出身・ジャンベ男性『即興』
演奏を見ていた親子連れが来ました。
ちっちゃい子どもが弾くのかな?
女の子はニコニコしてます。
東京から来た家族。
曲は
『四季より 冬 第2楽章 ラルゴ』アントニオ・ヴィヴァルディ
お母さんの横で、何歳ぐらいでしょう。3、4歳位でしょうか。
すごい弾いている!
一緒に弾けるって、素敵ですね。
お母さんは3歳から中学までピアノを習っていた。
娘にも3歳から習わせ一2年経った。
ということは、今5歳ですね
とっても素敵な親子の演奏。
今度は娘さんが1人で弾きます。
曲は
『タランテラ Op. 77 第6番「10のかわいい小品」より』モシュコフスキ
聞いたことのない曲名です。
すごい指の動き。
音色がとても素敵です。
5歳でここまで弾けるんですね。
すごいです!
左手が流れるように動いています。
その指さばきに見取れてしまいます。
椅子に座っている足は、下までついてませんね。
真剣に弾いてます!
見られるのが何よりの喜びとのこと。
そうでしょうね。
パチパチパチパチ。
見ていた人たちから拍手が沸き起こります。
私も思わず拍手しました。
お母さんが促してお辞儀してます。
ちょっと照れくさそうですね
いろんな曲を弾いてきてるからピアノ好きです。たくさん拍手してくれるから。
皆さんから上手だったよって、チョコレートもらってます。
美味しそうです。
ハラミちゃんのようにニコニコしながら笑顔での演奏はまだできないでしょうけど、終わった後の笑顔はとっても素敵で可愛らしいです。
この子のピアノ。この後どうしていくんでしょうね。
楽しみです(^^)
横浜と音楽 X JAPANのヒデとyosikiの出会いは!
レンガ倉庫は横浜らしいの風情を感じます。
数多くのライブハウスがある音楽の街、横浜。
コロナ禍で苦しい状況が続いています。
ここはどこでしょう。
青いイルミネーションがきれいです。
バンドを輩出してきた老舗ライブハウス。
ここで巡り会ったメンバーが新たなバンドを組むことも少なくない。
X JAPANのヒデとyosikiはオーナーの紹介で出会った。
ザブルーハーツ、PRINCESS PRINCESS、スピッツなど数々のバンドがここから羽ばたいた。
横浜。
そんな数多くのミュージシャンを輩出する街なんですね。
街角ピアノ 横浜で演奏された曲はこんな曲
●アメイジング・グレイス / 本田美奈子
●ショパン 英雄ポロネーズNobuyuki Tsujii Chopin Heroic Polonaise Op. 53(辻井伸行)
●YOASOBI – 夜に駆ける / THE HOME TAKE
●DISH// (北村匠海) – 猫 / THE FIRST TAKE
●NiziU 『Make you happy』 M/V
●TAKARAJIMA — T-SQUARE
●365日の紙飛行機 / 山本彩
●四季より「冬」第2楽章 ラルゴ
●【ピアノ発表会おすすめ】タランテラ Op.77-6 ♫ モシュコフスキ / Tarantella, Moszkowski
コメント